あんしん電話の説明会に参加された方で、
「私はまだ元気だから大丈夫よ」
とおっしゃる方がいらっしゃいます。
まだまだ元気だから病気の心配もないし、
何かあったらその時は加入したいとのこと。
しかし、あんしん電話は何かあってから入るものではないのです。それを理解してもらうことが難しいときがあります。
あんしん電話は「保険」と同じです。
保険には病気の人は入れないですよね?
あんしん電話には「元気な人」しか入れないわけです。
(元気な人=電話に出れてボタンが押せる人)
「元気な人が元気でなくなっていくサインを知るための仕組み」があんしん電話です。
毎週おうちに電話がかかる。
元気なうちは「1」を押す。
それを診療所や地域の人がいつも見ている。
元気なんだなと分かる。
それが何週も、何カ月も続く。
ずっと「1」を押して、それをずっと見ている人がいる。
あるとき「4」が押された。
電話してみたら「ちょっと間違えちゃっただけだよ」とのこと。
でも、しばらくして、また「4」が押された。
次の週は「9」そして「4」、、「5」、、、、
ずっと「1」を押し続けてきた方が、
頻繁に押し間違えるようになった。
何かはすぐには分からないが、
何かしらの変化が始まっている。
視力が落ちてきたのかもしれない。
手がうまく動かせなくなってきたのかもしれない。
認知症が始まったのかもしれない。
ご本人にも気づかない、身体のサイン。
それをあんしん電話は誰よりも先に見つけられます。
元気な人が元気でなくなっていくサインを知る仕組みなのです。
なので、元気な方にこそ、ぜひ入ってもらいたいのです。