個人の加入者が増えてきています!

あんしん電話は病院と自治町会の方たちが連携し、
地域の見守りのツールとして広がってきました。

現在松戸市では7つの医療福祉施設に機器が導入され、
近隣の自治町会が各地域の見守りに活用しています。
そのため、自治町会単位で加入することが原則でした。

しかし、昨年からそれとは別に個人での加入も可能になりました。

自治町会が動くには役員会などで承認を得る必要があるため、
一人の方が導入したいと思ってもなかなかうまく進まないことがあります。

町会は動けないけど、あんしん電話に加入したい方がいる。

まずは個人で入ってもらって、
その地域に少しずつ個人加入の人が増えたら
町会も動いてくれるのではないか。

あんしん電話普及のための新しい選択肢を増やし、
昨年から個人加入を受け付けています。

最初はなかなか増えなかった個人加入ですが、
最近は地域包括支援センターの理解と協力が広がり、
個人加入者が増えつつあります。

今週も地域包括支援センターから電話があり、
相談に来た方のお話を聞いて、
あんしん電話のことをお話したらぜひ入りたいということで、
早速申込書を書いてくださり事務局にFAXが届きました。

以前に比べて連携もとてもスムーズになってきています。

今回の方は、今月始めに奥様がお亡くなりになり一人になってしまったこと。
子どもは遠方に住んでいて、地域には知り合いが居ない。
不安になって相談に来たとのことでした。

早ければ来週から週に一回お電話が行きます。サービスの費用は無料です。
ご近所の見守りはお知り合いの民生委員さんが担当してくれることになりました。

「2」「3」が押されたときは、この方が「どうしました?」とお電話したり
おうちに訪問してくれることになりました。

これからも地域包括支援センターの方たちと連携を深め、
一人でも多くあんしん電話を必要としている方たちに加入してもらえるよう
動いていきたいと思います。