人に気を使うのが、人
「あんしん電話」は、週に一度地域の診療所から電話が「向こうから」かかってきます。
そしてそれは「診療所の先生や看護師さんの声」で再生される自動電話です。
この説明を聞くと
「録音された音声なんて味気ない。
人が直接かかわってこその見守りじゃないのか?」
と疑問を持たれる方もいらっしゃいます。
実際に利用されている方にお話を聞くと、
人が直接「体調はどうですか?」と聞いてきたらつい
「大丈夫ですよ。お陰様で。」と言ってしまう。
しかし、あんしん電話は機械だしボタンを押すだけなので、
変に気をつかわず「2(相談したい)」「3(訪問して欲しい)」をお願いしやすい、
という声が多いです。
そのあとしっかり「人」が対応する仕組みになっているので、
機械を通じて、人と人がつながる可能性を高めていると言えると思います。
事例 「家から出られなくなってしまった方の話」
「あんしん電話」に加入しているある男性が、
外で足を骨折してしまったときのお話です。
その方は整形外科でギブス固定するが、
家が4階で日常生活が困難な状態になってしまいました。
しばらく困っていたところ、ちょうどそこに「あんしん電話」がかかってきてため
「※3訪問してほしい」を押し、異常を知らせました。
それを見た診療所の人が男性の方の家に訪問することで、
状況を把握しサポート体制を整えました。
その後、リハビリ専門の診療所に通院し、
結果一か月の入院となりました。
〈5つの特徴を解説!〉
特徴1 週に一度の「お元気ですか?」
特徴2 機械の方が「素直」になれる
⇒ 特徴3 一度に「1,000人」の安否確認
特徴4 認知症の「早期発見」も
特徴5 「利用料」はかからない
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